当園の歩みとごあいさつ

社会福祉法人 この花保育園は、初代理事長 寺田茂七氏が私財を投じ昭和51年4月に設立、当時は地場産業として栄えた紡績工場をはじめ、高度経済成長期の保育需要に応える形で定員90名にて開園しました。前理事長・園長 寺田茂治氏により、様々な自主事業や園外保育活動を実施。早くから制服・体操服なども取り入れ、自園のブランディングを大切にしながら地域福祉にも貢献して来ました。
開園当初から南海本線 春木駅 から徒歩4分程度の立地と、近隣世帯をはじめ春木駅を利用するご家庭など、市内の広範囲からご利用いただいています。平成28年に幼保連携型認定こども園に移行し、園名をこの花こども園に変更しました。
現在はマーチング演奏をはじめ、器楽合奏と声楽教室、ヒップホップを主とするキッズダンス、ECC英会話、体操教室、造形教室、絵本の読み聞かせ(お話会)など、専門講師による自主事業に取り組んでいます。
これらは子ども達に詰め込む教育ではなく、子どもたち自ら向上心が芽生えるよう心掛けています。私たちは子ども達に多くの選択肢を提供し、個々の可能性を引き出すとともに協同性を身に着け、主体性を伸ばしつつ優しさと思いやりを育くむことを目標にしています。
特にマーチング演奏は、自園開催の運動会・発表会にて保護者の皆さんにご披露するだけではなく、近年は岸和田市 成人の集い(成人式)でも、オープニングセレモニーで新成人を祝う大役を担っています。
令和5年度に築48年の思い出多き旧園舎を取り壊し新園舎に建て替え、定員を148名(うち1号15名)に増員。設計の段階から毎日過ごす子どもたちはもちろん、保護者の皆さんにも、毎日通うことに楽しみと誇りを感じて頂きたい、という思いをこめて竣工しました。当園のスペシャリティ&ロイヤリティは、設立以来変わることなく私たちに引き継がれ、先人たちの想いを大切にしながら今後も歩みを続けます。

社会福祉法人 この花保育園 理事長 西田武史
この花こども園 園長 西田直子